埼玉県上尾市平方の荒川河川敷で27日午前11時10分ごろ、モトクロスバイクの練習をしていた千葉県野田市の小学6年の男子(12)がコースを走行中に転倒。病院に運ばれたが、胸を強く打っており、まもなく死亡が確認された。
埼玉県警上尾署によると、男子小学生はモトクロス歴が数年あり、この日は両親と高校2年の兄と一緒に訪れ、31日に予定されている大会に向けて兄と練習中だった。
この河川敷には土のコースがあり、免許がない小学生も走行が可能。男子小学生は、着用が義務づけられているヘルメットや胸の防護具などを身につけていたという。署は、安全面で問題がなかったか、コースを管理運営する会社「うず潮レーシング」(同県川越市)に事情を聴いている。