中日本高速道路(名古屋市)は27日、三重県区間が開通した新名神高速道路と、並行する東名阪自動車道の1週間の交通量を発表した。新名神の利用で東名阪道の交通量は約3割減り、慢性的渋滞も解消に向かっているという。
調査は三重県区間が開通した今月17日の翌日から1週間実施。新名神で開通した新四日市―亀山西の両ジャンクション(JCT)間の交通量は、1日あたり平均4万6600台だった。一方、並行する東名阪道(四日市JCT―亀山JCT)の交通量は、新名神開通前は1日あたり10万1800台(前年同期間)だったが、開通後は7万2300台で約3割減少していた。
交通の分散に伴い、東名阪道の渋滞回数も平日と休日で計29回あったが、開通後は休日の7回にまで減少した。
ただ、開通によって新たな問題…