コンビニ国内最大手のセブン―イレブン・ジャパンは4日の取締役会で、古屋一樹社長(69)が代表権のない会長に退き、後任に永松文彦副社長(62)をあてる人事を決めた。交代は8日付。
松永氏は3月に取締役から副社長に昇格したばかりだ。人手不足を理由に24時間営業をやめたフランチャイズ(FC)店との対立が表面化。ビジネスモデルが揺れるなか、異例の人事に踏み切る。
セブン―イレブンの社長交代は、親会社セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文元会長兼最高経営責任者(CEO、86)が退くなど人事抗争があった2016年以来となる。