ゲオホールディングス(HD、名古屋市)は8日、中古ブランド品をリユースする会社「おお蔵」(福岡市)を買収する、と発表した。単価の高い中古ブランド品事業を強化し、業績拡大をめざす。買収の金額は公表していない。
ゲオHDは、中古の衣料品や家電などを販売する「セカンドストリート」などを約600店展開している。おお蔵を完全子会社化し、これまでは手薄だった高級腕時計やバッグなどの中古ブランド品販売に力を入れていく。中古ブランド品の事業では500億円規模の売り上げをめざす。
ゲオHDは従来、CDやDVDのレンタル事業を主力としてきたが、近年は、中古品販売の分野を急速に拡大している。