ダイハツは11日、フロントガラスとボンネットとの間からの水漏れの影響でブレーキが利きにくくなる恐れがあるとして、ムーヴやタントなど6車種157万5379台(2010年12月~18年9月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。同省によると、リコール1件の対象台数としては過去8番目の規模。
同社はまた、部品の不備で後輪ブレーキが利きにくくなるとして、ムーヴなど22車種37万7654台の別のリコールも届け出た。重複を除くと、リコール対象は2件で計約191万台にのぼるという。(贄川俊)