カジュアル衣料「アース ミュージック&エコロジー」などを展開するストライプインターナショナルは3月15日、店舗で提供する買い物袋を5月から1枚20円に有料化すると発表した。同時にプラスチック製の袋を紙袋に順次切り替える。
プラごみによる海洋汚染が世界的な問題となっていることを受けて決めた。国内の約30ブランド、約1400店舗で実施する。袋は小・中・大の3サイズあり、いずれも20円になる。有料化は5月1日からだが、紙袋への切り替えは現在あるプラ袋が終了した店から行う。今後は「マイバッグ」の持参を呼びかけるほか、エコバッグも売り出す予定。
企業による「脱プラ」の動きでは、スウェーデンのカジュアル衣料大手「H&M」のH&Mジャパンが昨年12月、国内約90店舗で袋を有料化(1枚20円)し、紙袋に切り替えた。良品計画も来月に東京・銀座に開業する無印良品の旗艦店で紙袋を試行する。ユニクロなどのファーストリテイリングもプラ袋の見直しを検討中だ。(高橋末菜)