トヨタ自動車とデンソー、ソフトバンクグループの投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」は19日、配車サービス大手の米ウーバー・テクノロジーズの自動運転開発部門に、計10億ドル(約1100億円)を出資すると発表した。自動運転のライドシェア車両の開発を加速させる。
ウーバーの自動運転開発部門「アドバンスト・テクノロジーズ・グループ」が基となる新会社に出資。出資額はトヨタが4億ドル、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが3億3300万ドル、デンソーが2億6700万ドルで、7~9月をめどに出資を完了する予定。トヨタは出資のほか、今後3年間で最大3億ドルの開発費を負担する。
ソフトバンクグループはウーバーの大株主。トヨタは昨年8月、ウーバーへの5億ドル(約550億円)の出資を発表し、従来のライドシェア事業に加え、自動運転分野でも協力を進める方針を公表した。
トヨタとウーバーは、トヨタの…