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紛争地の性暴力で妊娠 米が中絶反対、安保理で横やり

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-4-24 15:11:55  点击:  切换到繁體中文

 

紛争地での性暴力をめぐり国連安全保障理事会が23日に採択した決議で、「性と生殖に関する健康」という言葉が当初の決議案から消えた。性暴力を受け、望まない妊娠をした女性が中絶する権利を担保する狙いがあったが、米メディアによると、中絶に反対するトランプ政権下の米国が削除を求めたという。


安保理ではこの日、「女性たちが紛争中や紛争後に経験したあらゆる脅威、人権侵害に強い懸念を表明する」などとするドイツ提出の決議案を賛成多数(中ロは棄権)で採択した。


だが、米CNNテレビによると、ドイツが作成した当初の決議案には入っていた「性と生殖に関する健康」という言葉が削除された。米国が拒否権の発動をちらつかせたという。


この言葉は、誰もが差別や強制を受けることなく、出産などについて自由に決められることを意味する。1995年に北京で開かれた国連主催の世界女性会議では「促進する」との宣言が採択され、2013年の安保理決議にも同様に明記されている。


ただ、トランプ大統領は就任直後に人工中絶を行うNGOへの補助金を禁止する大統領令に署名。中絶を許さない姿勢を貫いており、米国の要請はその意向をくんだものとみられる。


議長国でもあるドイツのホイス…



 

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