連休中、実家に帰省している人が多いかもしれません。お年寄りだけの暮らしで「アポ電強盗」などの被害にあったり、室内でけがをしたりしないために、この機会に実家を点検してみてはいかがでしょう。 今年に入り、「アポ電」と呼ばれる電話をきっかけにした事件が相次いでいる。事前に電話をかけ、資産状況などを巧妙に尋ねるのが特徴だ。 全国防犯協会連合会(全防連)の担当者は「対策機能のない電話を使っているなら、電話に出ないほうが安全」と注意を呼びかける。 全防連は、自動録音など対策機能がついた電話機への換えをすすめる。電話がかかると「この通話を録音します」などの音声が流れ、犯行グループのほぼ100%が電話を切るという。「常に留守番電話にして必要な電話は折り返す、という対策もあるが、年配者は出てしまうことが多い」と担当者は話す。機能付き電話は1万円程度で購入できるため、帰省時のプレゼントにするのもよい。 相手の番号が表示される「ナン… |
帰省時、親の家ここをチェック 犯罪や転倒事故から守る
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