第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は2日、第6ラウンド2局が打たれ、リーグ2位の羽根直樹九段は村川大介十段に敗れ、通算3勝2敗となり、挑戦者争いから一歩後退した。村川は2勝4敗とし、リーグ残留に向けて大きな勝ち星を挙げた。芝野虎丸七段は六浦雄太七段を破り4勝2敗に。六浦は1勝5敗となり、リーグ残留に赤信号がともった。
第6ラウンドの残り2局は16日に打たれる。現在4勝0敗で単独首位の河野臨(りん)九段は孫喆(まこと)七段(1勝3敗)と、3勝1敗で2位の山下敬吾九段は井山裕太四冠(2勝2敗)と対戦する。