ナイター開催を含む1日3試合、5週制を初めて導入した東都大学野球の春季リーグ戦が終盤にさしかかり、新発売の「ナイター券」を手に入場するファンも増えている。改革は順調といえるのか。実務を担う東都大学野球連盟の瀬尾健太郎・事務局長(26)に聞いた。
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――昨秋までの1日2試合、8週制から移行して初めてのシーズン。手ごたえは?
「1日で全6チームの試合が観戦できてお得感がある」「ナイターだと早めに仕事を切り上げて見にいくこともできるのでいい」といった感想を多くいただいていて、上々の滑り出しといえるのではないかと思っています。
ナイターの観客席には高校の野球部員らの姿も目立つようになりました。土日は自分たちも試合があるので、東京六大学などは見に行けないけれど、平日のナイターだったら放課後、部として見学に来ることもできる。平日開催の東都大学ならでは、だと思います。
――改革の狙いとして、「お客…