立憲民主党は28日、夏の参院選静岡選挙区(改選数2)に、徳川宗家19代で政治経済評論家の徳川家広氏(54)を公認したと発表した。初代家康が駿府城を居城にしたこともあり、徳川氏は会見で「先祖代々縁が深い。土地勘も愛着もある」と述べた。
徳川氏は徳川家19代当主として、徳川記念財団の理事や家康をまつる久能山東照宮(静岡市駿河区)の祭司を務めている。
徳川氏は会見で、出馬理由について、中部電力の浜岡原発(御前崎市)の安全性をめぐる問題、アベノミクス、憲法改正への動きの3点を挙げた上で「私の感覚に自然にフィットするのが立憲だった」と述べた。
徳川氏をめぐっては、今年4月…