テニスの4大大会第2戦、全仏オープン第6日は31日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス3回戦では、第7シードの錦織圭(日清食品)が、第31シードのラスロ・ジェレ(セルビア)に6―4、6―7、6―3、4―6、8―6で勝利。5年連続で4回戦に進出し、16強入りした。
男子ダブルスでは西岡良仁(ミキハウス)、リカルダス・ベランキス(リトアニア)組が、2回戦でジャンジュリエン・ロイヤー(オランダ)、ホリア・テカウ(ルーマニア)組と対戦し、3―6、3―6で敗れた。
第5日の30日には、男子シングルス2回戦があり、西岡が第8シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に7―5、4―6、2―6、7―6、2―6で敗れ、4大大会で自身初の3回戦進出はならなかった。女子シングルス2回戦では、奈良くるみ(安藤証券)が元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米)と対戦し、3―6、2―6で敗れた。
「いつかチャンス来ると」(錦織圭の話)
(最終セットは)0―3の時はつらかった。ちょっと無理かなと思ったが、本当に一本ずつ。いつかチャンスが来ると思い、それだけだった。(4回戦は)しっかりリカバリーしてまた考える。(時事)