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「自分は日本人」サハリンのろう者、手話で伝える思い

第2次大戦が終わるまで日本が南半分を統治していたロシアのサハリンで昨年、自らを「日本人だ」と信じる男性が見つかった。これまで名乗り出なかったのは、聴覚障害者のため、家族との交流さえ難しかったからだ。男性の戦後は終わっていない。(ユジノサハリンスク=中川仁樹)


男性はサハリン南部コルサコフに住むヒラヌマ・ニコライさん(74)。記者が5月に現地で話を聞いた。


ヒラヌマさん本人によると、1944年7月1日にサハリンのゴルノザボーツク(内幌(ないほろ))で生まれ、もとの名前は「ヒラヌマ・エイシン」。炭鉱で働く父「イントゥル」、母「ケイントゥ」と妹の4人家族。終戦直後に父は死亡。母は朝鮮人男性と再婚し、さらに2人の妹が生まれた。


これらの事実をヒラヌマさんが知ったのは、13歳ごろに文字や手話を学校で習ってからだ。当時の姓は「ムン」で、義父を実の父だと思っていた。3歳のとき病気で聴力を失ったが、家族は手話ができないため、食事のときを除いて何かを伝えることもなかった。


文字を覚えた後、休暇で学校の寮から戻ったとき、自宅で書類を見つけて衝撃を受けた。「ヒラヌマ」姓で実の父と母、自分の名前が書かれていたからだ。「ヒラヌマが姓なら実の両親と自分は日本人だ」と考えるようになった。ただ、母はその直前に亡くなっていた。義父や妹からも詳しい話は聞けなかった。


卒業後は水産加工場などで働い…


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