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攻撃受けたタンカー「沈没の恐れなし」 運航会社が会見

中東のホルムズ海峡付近のオマーン湾で、海運会社・国華産業(本社・東京)が運航するタンカー「KOKUKA COURAGEOUS(コクカ・カレイジャス)」(パナマ船籍)など2隻が攻撃を受けた問題で、国華産業は14日午後に記者会見を開いた。


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同社によると、コクカ・カレイジャスはイラン沖約30キロのオマーン湾で、他の船の引航を受けてアラブ首長国連邦の港に向かっている。沈没する恐れはなく、積んでいた貨物や燃料の損失もないという。


同社の説明では、タンカーは10日午前、メタノール2万5千トンを積んでサウジアラビアの港を出港し、タイやシンガポールに向かっていた。攻撃を受けた後、フィリピン国籍の乗組員21人全員が船外に避難し、その後は米海軍の支援のもとでタンカーに再び乗り込み、予備電源を復旧した。


乗組員のうち1人が攻撃を受けた際に軽いけがを負った。命に別条はないという。


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