1台数万円もする高級ヘアドライヤーが売れている。「より速く乾かしたい」「髪をきれいにケアしたい」など、消費者が求める機能を備えた結果、価格も上がっている。高級機種が売れるようになったのは、ここ数年の動き。きっかけは海外メーカーのヒット商品だった。 知っとこ!DATA 数字からトレンドを読み解く 調査会社の富士経済(東京)による2018年3月の調査によると、同年の国内推計売上高は217億円。それまで続いていた微減傾向をはね返して16年に200億円を突破して以来、右肩上がりが続いている。 そのきっかけは、同年に世界に先駆けて日本で発売された英ダイソンの高級ドライヤーだ。熱を抑えて強い風量で乾かすことで、髪を傷めないという機能をうたい、本体に穴があいた斬新なデザインで注目を集めた。 当時のドライヤーは2千~3千円が平均的な価格だったのに対し、ダイソンは約4万5千円(税別)とケタ違いの値段だったが、大きく販売を伸ばした。 これ以降、ダイソンの成功をみた他社もこぞって高級路線にかじを切った。「速乾性や美容効果、低騒音化など、機能を強化した新商品が相次いだ」(富士経済担当者)ことで、今では市場の約半分を高価格帯が占めるようになったという。 国内シェア1位のパナソニック… |
ダイソンが開拓した高級ドライヤー 市場が反転成長
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
スマホでファストパス、23日から導入 ランドもシーも
文字浮き上がる「印影」 シヤチハタが新しいネーム印
新事業創出へ 起業の拠点施設、名古屋・栄にオープン
トヨタ、米新工場の生産車種を変更 カローラ→SUVに
「これなあに?」に答えるAI搭載の玩具 パナが開発
タント、高齢者向けに工夫 ダイハツが6年ぶり全面改良
ホンダ「N―WGN」発売延期 部品不足で生産遅れ
脱24時間、店に「口外禁止」 なぜ?セブン社長に聞く
「7」の看板の灯、落としたセブン店主 でも仮眠は店内
ユニゾがHISのTOBに反発 「一方的」
VWビートル、生産80年に幕 愛された「カブトムシ」
スズキのジムニー、2.1万台リコール 燃料漏れる恐れ
日立のコードレス掃除機を回収 充電中に発火の恐れ
セブンペイ問題、古屋会長は沈黙 子会社社長は謝罪
トヨタとデンソー、車載半導体の研究開発で新会社設立へ
ハウステンボス「値下げ」へ 7千円で楽しめる施設拡大
勢い鈍る格安スマホ 大手との価格差も縮小
福岡中心部にリッツ・カールトン開業へ 23年3月予定
「甘さ」が招いた原発停止 一蹴された電力の「お願い」
シャープが関西の2事業所を閉鎖 拠点集約で効率化図る
ホンダ「N-BOX」が首位 19年上半期の新車販売
ベンツ初の電気自動車はSUV 航続距離400キロ
中央郵便局跡地の開発再始動 39階建て、ホテルや劇場
セブンペイ、踏み切らない利用停止 社長「利便性ある」
トヨタが狙う建設的破壊 「父の事業に大なた」衝撃走る