ボクシングの世界タイトル戦は19日、千葉・幕張メッセで行われ、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座決定戦は、2位の井岡一翔(かずと、30)=Reason大貴=が、同1位のアストン・パリクテ(フィリピン)に10回1分46秒TKOで勝ち、日本男子で初の4階級制覇を達成した。世界戦は通算15勝目で、13連続防衛の日本記録を持つ具志堅用高氏を抜いて日本選手最多となった。
ボクシング井岡、封じられた入れ墨 対戦相手は堂々登場
世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(ひろと、25)=ワタナベ=は、同級10位タナワット・ナコーン(タイ)に3―0で判定勝ちし、初防衛に成功した。
WBO女子スーパーフライ級王座決定戦では、吉田実代(31)=EBISU K,s BOX=がケーシー・モートン(米)に判定勝ちし、王座を獲得した。