大同生命保険は、災害時に社員の安否を確認する自社が使うシステムを、全国の中小企業に無料で開放する。条件は、経営者や社員ら3人以上が保険契約を結んでいることだ。こうしたサービスは保険業界で初めて。4月のサービス開始以来、すでに約800社が利用を申し込んでいる。
震度5以上の地震が発生すると、事前に登録されている社員らに、スマートフォンやパソコンなどから安否を連絡するよう自動で発信。回答が無い場合には、繰り返し発信する。社員らからの回答は自動で集計され、管理者が結果を確認しながら的確な指示を出しやすくなる。
豪雨など、地震以外の災害のときには、管理者が手動で連絡を発信できる。
サービスは、若手・中堅社員の…