いちからわかる! バブル期超えた国の税収
国の税収が初めてバブル超え 所得税収入増で60兆円超
Q 国の税収(ぜいしゅう)がバブル期を超えたの?
A 2018年度の税収は60・4兆円で、28年ぶりに60兆円を超えて過去最高を記録した。これまでの最高額は、景気がすごくよかったバブル期の1990年度の60・1兆円だった。税収全体の8割を占める所得税(しょとくぜい)、消費税(しょうひぜい)、法人税(ほうじんぜい)の「基幹(きかん)3税」の税収が、いずれも前年度を上回ったんだ。
Q 理由はなんなの?
A 政府は、アベノミクスで景気がよかったためと言っている。会社員の給料(きゅうりょう)が伸びて所得税が前年度より1兆円増えたほか、個人消費も伸びたおかげで消費税も0・2兆円増えた。法人税も企業の業績(ぎょうせき)が好調で0・3兆円増えた。
Q 今はバブル期よりも景気が…