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野球で一つになれる、息子も、母も 廃部は寂しいけれど

(15日、高校野球福島大会 磐城農14-7小野・湖南・好間)


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白河グリーン(福島県)の第1試合。小野(7人)・湖南(2人)・好間(1人)の3校の連合チームが出場。乱打戦の末、惜しくも敗れた。湖南の2選手は3年生。野球部は今大会を最後に廃部になる。


湖南・善方龍聖選手の母亜希さん(45)は「3年間、ずっと連合チームで野球をした。廃部は寂しいけれど、連合チームだからこそ、学べたものも大きかったと思う」と振り返る。


「野球が好きだ」という同じ思いを抱え、「甲子園に行きたい」という同じ目標に向かって進む。そこに大きな垣根なんてない。


「実は母親も同じなんです」と亜希さんは言う。「応援で顔を合わせる保護者は見知らぬ人ばかり。でも大丈夫。『息子に絶対勝たせてやりたい』という思いで、あっという間に一つになれます」(三浦英之)


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