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選抜出場の熊本西、逆転負け 初戦敗退「相手の力が上」

(15日、高校野球熊本大会 九州学院4―2熊本西)


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第101回全国高校野球選手権熊本大会で15日、今春の選抜大会に21世紀枠で出場した熊本西が、2回戦でノーシードの九州学院に4―2で敗れた。


熊本西は三回、内野ゴロと盗塁で二塁に進んだ中本が暴投で生還し1点を先取。五回に同点とされた後も七回に伊藤の適時打で再びリードするなど、数少ない好機をものにして得点。主将でエースの霜上も8回まで被安打5、1失点の好投でリードを守り、締まった試合となった。


しかし九回、九州学院1死二、三塁の場面で霜上が代打池田に適時打を浴びて同点とされ、さらに暴投で逆転を許した。その後も適時三塁打で1点を失い2点差に。その裏の攻撃に望みをつないだが、霜上の打席を前に、三者凡退に抑えられ、春夏連続出場の夢は断たれた。


霜上は「普段通りの投球ができたが、相手打者の力が上回っていた」と話し、「選手やマネジャーらを甲子園に連れて行きたかった」と涙を流した。(大木理恵子)


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