中国キャリアロケット技術研究院によると、中国は3月9日の「長征3号乙」キャリアロケットによる54基目となる北斗測位衛星の打ち上げ任務において、初めてロケット残骸のパラシュート降下制御による正確な回収を実現した。中国新聞網が伝えた。
今回の任務において、研究者はロケットのブースターに複数のパラシュートを設置し、墜落中に前後して展開させた。ブースター墜落時の姿勢と方向の制御に成功した。また北斗ショートメールが提供する正確な落下地点の測位情報に基づき、パラシュート落下制御システム全体プランの実行可能性を検証し、今後のさらなる更新・改善の基礎を固めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年4月7日
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