国家統計局は10日に消費者物価指数(CPI)の月例報告を発表した。それによると、2020年5月の全国のCPIは前年同期比2.4%上昇し、8ヶ月ぶりに2%台を回復した。このうち都市部は2.3%上昇、農村部は3.0%上昇、食品価格は10.6%上昇、非食品価格は0.4%上昇、消費財価格は3.3%上昇、サービス価格は1.0%上昇した。1-5月の平均では、全国のCPIは同4.1%上昇した。
5月のCPIを前月と比較すると0.8%低下した。うち、都市部は0.7%低下、農村部は0.9%低下、食品価格は3.5%低下、非食品価格は横ばい、消費財価格は1.2%低下、サービス価格は横ばいだった。
CPIの低下に重要な影響を与えた要因は豚肉価格だ。5月の豚肉価格は前月比8.1%低下し、CPIを約0.37ポイント引き下げた。農業農村部(省)のモニタリングによると、5月の第4週(5月22日から5月28日まで)には、全国の豚肉平均卸売価格が14週間連続で低下したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年6月10日