またブドウの収穫の季節が到来した。筆者は23日、江蘇省無錫市鴻山街道阿偉生態ブドウ園を取材した。ここの栽培業者は携帯電話によりリモート・リアルタイムでブドウの成長や外観などの情報をチェックできる。また日照、温度差、湿度、種・苗の原産地、虫害などの重要データを把握できる。ブドウ栽培の全プロセスにおける管理の難題を効果的に解消しており、ブドウ産業の手間暇を省きコストを削減し、生産量と生産効率を高めている。科技日報が伝えた。
筆者の調査によると、従来だと雨期または高温の季節になると、栽培業者が自ら園内に入り降雨・被災状況をチェックしなければならなかった。施肥や虫害予防も完全に経験が頼りだった。今や栽培業者は事前にブドウ園内に高画質動画監視設備やセンサーなどを設置し、5Gネットワークの高速・低遅延などの特徴を利用し、VR(仮想現実)パノラマ技術と結びつけることで、ブドウ栽培の過程における管理の難題を解消した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月26日