夜のとばりが訪れるころ、広東省広州市の天河北路と体育東路の交差点にある歩行者用横断歩道に、「地面信号灯」の灯りがともされた。2列の点滅する黄色いミニ地面灯が、横断歩道の端に設置されている。これは、広州市交通運輸局が企画・実施した「スマート横断歩道」で、夜間に色が変わり、点滅することで、スマホを見ながら歩く「うつむき族」に道路を横断するタイミングとエリアを教えている。信息時報が伝えた。
9月8日午後6時半、天河北路の交差点には、3本の横断歩道と1本の自転車専用レーンがあり、これらの横断歩道にはいずれも地面に歩行者用信号灯が備え付けられていた。信号灯の色が変わると、地面信号灯の色もそれに対応して、赤もしくは緑のライトが点滅する。歩行者が通行できる時間が残り13秒になると、この地面信号灯は点滅し始め、歩行者に急いで渡るよう促す。また、横断歩道に装備されたソーラーロードマーカーも「スマート横断歩道」の一部であり、このソーラーロードマーカーから出される黄色い光によって、「横断歩道あり、減速走行」するよう、ドライバーに注意を促している。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年9月10日 |
「うつむき族」対策の「地面信号灯」の運用をスタート 広東省広州
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