元大謙と羅婉順の夫婦墓から出土した墓誌銘。
陝西省考古研究院はこのほど、漢哀帝義陵の南約1.6キロ、秦咸陽城遺跡保護区西約2.7キロの位置で、隋・唐の時代の大量の古墳を発見した。考古学者は元氏家族の古墳を調査している際、唐の第9代皇帝・玄宗の甥、譲皇帝・李憲の息子、汝陽王が作成した元大謙と羅婉順夫婦の墓誌銘を発見した。新華社が報じた。
そのうち、羅婉順の墓誌に書かれた文字は、当時、長安の官職・県尉を担当していた顔真卿が書いたものであることが分かった。顔真卿は、唐朝の名臣で、著名な書家だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月14日
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