中国労働社会保障出版社はこのほど、英語版「中国の社会保障」を刊行した。同書によると、中国はすでに世界最大規模の社会保障体系を構築しており、基本養老保険(年金)の加入者は約10億人、基本医療保険の加入者は13億人に達している。そして、都市部・農村部の住民の多層型社会保障体系をほぼ立ち上げられている。人民日報海外版が報じた。
「中国の社会保障」によると、中国社会保障体系が立ち上げられてから、継続した改革と、規範化された発展により、大きな成果が上がっており、民生が効果的に保障、改善され、社会の公平、正義、経済社会の協調した発展が促進されている。
2018年末の時点までに、ほぼ全ての高齢者が基本養老保険を受給しており、ほぼ全ての国民が医療保険に加入している。その規模を見ても、細分化を見ても、世界でカバー人数が最も多い社会保障計画になっている。保障水準は経済・社会が発展するにつれて向上しており、2018年、中国全土の各種社会保険基金の総支出は6兆7200億元(1元は約15.8円)に達した。2012年の2兆3300億元に比べて1.9倍増となり、加入者の基本的な生活が保障され、改善している。社会保障基金の実力は増強し続けており、2018年、中国全土における5項目の社会保険基金の残高は8兆9800億元で、2012年と比べて1.36倍増だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月19日