標高1867メートルの五指山中腹に鎮座し、たなびく雲や霧、カエデに覆われた山々と見事な調和を見せている海南五指山国家級自然保護区の黎祖大殿(写真著作権は視覚中国が所有のため転載禁止)。
中国の旅行サイト・携程網が発表した「2021春節旅行トレンド報告」によると、春節(旧正月、今年は2月12日)期間中の旅行予約数が多かった都市の上位は、北京市、上海市、広州市、深セン市だった。そして海南省三亜市が春節旅行目的地都市トップ10入りを果たし、寒さを避けて暖かい南方エリアに旅行に行くことが引き続き春節旅行のトレンドとなっている。また、旅行目的地として人気の省トップ3には、海南省と広東省、上海市がそれぞれランクインし、海南省は引き続き人気の高い目的地となっている。
ここ数年、熱帯気候の海の島という独特な気候と、リハビリテーションや高齢者ケアサービスを組み合わせることで、海南省は多くの「養生」好きな人々の人気を集めてきた。
さらに現在、海口美蘭空港免税店と海口日月広場免税店、三亜国際免税城、博鰲(ボアオ)免税店も観光客が必ず訪れておきたい場所となっており、免税ショッピングも海南旅行における欠かせない目的の一つとなっている。このように、海南省でバカンスを楽しみ、免税品を買うことは、多くの観光客にとって「必ず押さえておきたい観光コース」になりつつある。(編集TG)
「人民網日本語版」2021年1月27日