サッカーW杯1次リーグF組で日本と同組に入ったクロアチアのZ・クラニチャル監督は9日、合宿地のドイツのバートブリュッケナウで記者会見し、初戦となる13日のブラジル戦(ベルリン)に右太ももを痛めているFWオリッチを起用しない方針を示した。その他の主力メンバーは出場できる見通し。
同監督は「筋肉に痛みがあるので、リスクを冒したくない。日本、オーストラリア戦は大丈夫だろう」と話した。
広報担当者は、6月初旬からプルショらウイルスで体調を崩した選手がいたことを認めた上で「全員が回復している」と大事には至ってないことを強調。7日のスペイン戦を欠場し、この日の練習は別メニューで調整したスルナについてZ・クラニチャル監督は「疲れているだけ。試合には間に合う」と説明した。(共同)
毎日新聞 2006年6月9日 22時45分