【ボン小坂大】サッカー日本代表は8日、当地のSSFボン競技場で、W杯1次リーグF組第1戦(12日、カイザースラウテルン)のオーストラリア戦を想定した実戦練習を開始した。
先発組は守りを担うGK川口(磐田)、3バックと両サイド、守備的MFの福西(磐田)の7人がピッチに入った。オーストラリアの布陣である3・4・3のうち、攻撃を担う前線5人を控え組らが務め、縦パスが入った際やサイドの突破に対するマークの確認を入念に繰り返した。
この日からはキックオフ試合開始となる午後3時に合わせた練習に切り替えた。練習前に集合写真を撮影した後、前日に左太もも裏に張りを訴えた中村(セルティック)もシュート練習に取り組んだ。右太もも裏を痛めている柳沢(鹿島)と右足首ねん挫の加地(ガ大阪)は別メニューで調整した。
毎日新聞 2006年6月8日 23時15分 (最終更新時間 6月8日 23時17分)