世界に先駆けて東京で公開されていたサッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の公式オブジェがトルコのイスタンブールに出発することになり、7日、港区南麻布の旧自治大学校で開催中の「ドイツ体感スクエア D-HAUS」(D-ハウス)=毎日新聞など主催=会場でサヨナラセレモニーが行われた。
オブジェは高さ9メートル。白い台座の上に乗った直径6メートルの球形はサッカーボールと地球を表現し、内部の電飾球が光る。ファッションやアートなど、ドイツの現在をさまざまな形で紹介するD-ハウス会場で公開されていた。大会PRのため、今後はパリ、ミラノなどを巡り、決勝戦が行われるベルリンへ帰る。
セレモニーではドイツ大使館のベルント・フィッシャー首席公使が「イスタンブールでもこのオブジェが素晴らしい輝きを放つように」とあいさつした。D-ハウスは今月23日まで。問い合わせは事務局03・3440・6200。