キリンチャレンジカップ2005のアンゴラ戦(16日・国立)を控えたサッカー日本代表は14日、千葉県習志野市内のグラウンドで合宿をスタート。小笠原(鹿島)が左腸腰(ちょうよう)筋損傷、茂庭、加地(ともにFC東京)がともに右足首のねんざ、玉田(柏)が体調不良でそれぞれ不参加となり、19選手が参加した。
地元・渋谷幕張高との30分ハーフの練習試合は前半、主力組による3・5・2の布陣。FWに柳沢(メッシーナ)、高原(ハンブルガーSV)、トップ下に中村(セルティック)。右サイドに駒野(広島)、左サイドに三都主(浦和)を置き、守備的MFに中田英(ボルトン)、稲本(ウエストブロミッジ)。DFは中沢(横浜マ)、宮本(ガ大阪)、田中(磐田)で、GKには川口能(磐田)が入った。
前半はCKから中沢のヘディングなどで4得点。控え組主体の4・4・2となった後半は、決定力不足からこう着状態となった時間帯もあったが、CKのこぼれ球を阿部(千葉)が決めるなど2点を加えた。
なお、代表を離脱した4人の追加招集は行われない。【田内隆弘】