北京の日本大使館は2日までに、今月7日に中国河北省秦皇島で行われるサッカーのU-21(21歳以下)日本代表と同中国代表の親善試合について「万一の事態に備えることが望ましい」と、同大使館のホームページなどを通じて観戦予定の邦人らに警戒を呼び掛けた。
サッカーの日本対中国の試合では、04年夏に北京で行われたアジア・カップ決勝後などに中国人観衆が反日的な騒ぎを起こした。04年夏以降、スポーツ関係でこうした騒ぎはないが、同大使館は日本人観衆らに「集団で大声を出す」などの行為を控えるよう求めている。(共同)
毎日新聞 2006年8月2日