リーガ・エスパニョーラ第23節は17日行われ、RマドリードのMFベッカムが一発退場を食らった。ベティス戦の終了間際に相手DFにペナルティーエリア付近で倒され、ノーファウルの判定に反発。ボールを奪い返そうと後方から危険なタックルを見舞い、05年12月のヘタフェ戦以来となるレッドカードを受けた。代表戦を含めて8度目の退場処分にベッカムは通路の壁を蹴飛ばすなど激怒。もっとも、ファンには拍手を送られ、カペッロ監督にも「退場に値しない」と擁護された。前節Rソシエダード戦の復活FKで評価は高まり、この日も2戦連続で先発。引き分けながら後半18分にはFWファンニステルローイへ鋭いクロスを合わせるなど存在感を示しただけに悔やまれる退場となった。
スポーツニッポン 2007年2月19日