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ベルリン国際映画祭:日本の2作品が受賞

【ベルリン共同】第58回ベルリン映画祭で16日、日本から出品の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(若松孝二監督)が最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)などを、「めがね」(荻上直子監督)が芸術性の高い作品に贈られる「ザルツゲーバー賞」をそれぞれ受賞した。

 「連合赤軍」は1972年に起きたあさま山荘事件を劇映画で再現した。出演はARATAさんら。国際芸術映画評論連盟賞(CICAE)も併せて受賞した。

 「めがね」は旅に出た女性が、南の島で出会った人々との触れ合いを通じて癒やしを手に入れる物語。小林聡美さんらが出演した。

 山田洋次監督「母べえ」などが主要各賞を競うコンペティション部門の審査結果は、同日夜(日本時間17日未明)に発表される。

毎日新聞 2008年2月17日 東京朝刊

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