新型インフル、南半球拡大で警戒訴え——贯通日本资讯频道
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新型インフル、南半球拡大で警戒訴え

WHO=世界保健機関は2日、新型インフルエンザの南半球での感染拡大を受け、警戒レベルが最も高い「フェーズ6」に近づきつつある、という見方を示しました。

 新型インフルエンザは、南米のチリで2日、初の死者が確認されました。また、オーストラリアでも500人以上の感染が確認されています。

 こうした南半球での感染拡大を受け、WHOのケイジ・フクダ事務局長補代理は2日、「幾つかの国では、旅行者からの感染から、より広いコミュニティ内での感染へ移行しつつある」として、世界的な大流行を示す「フェーズ6」に近づきつつある、との見方を示しました。

 一方でフクダ氏は、WHOは南半球の地域内での感染拡大をフェーズ引き上げのひとつの条件としているものの、現段階ではそれを裏付ける証拠はまだ得られていないことも強調しました。

 「フェーズ6」への引き上げにあたっては、社会的影響も考慮した慎重な判断が求められるものと見られます。(03日10:48)

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