雇用対策で、警視庁が異例の試みです。警視庁は、民間警備会社に委託するかたちで、失業者によるひったくりなどの防犯パトロール隊を結成しました。
警備員の制服を身にまとい、防犯パトロール隊の発足式に参加するのは一時的に職を失った人たちです。
これは東京都の緊急雇用対策事業を活用し、失業者に一時的な雇用機会を生み出そうと、警視庁が民間警備会社に委託して実現したものです。
防犯パトロール隊のメンバーは20代から60代の職を失った男性30人。来年3月末まで、東京都内でひったくりの被害が多い9つの警察署の管内で、ひったくりなどの街頭犯罪防止のためパトロールを行う予定です。(07日17:31)