12日午前中ごろの東京外国為替市場で円相場はやや下げ渋っている。10時時点は1ドル=120円12~15銭近辺と前営業日である10日の17時時点に比べ1円40銭の円安・ドル高水準で推移している。前日のニューヨーク市場で米長期金利/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E4E1E0E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが上昇(国債/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5EAE5E1E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX価格は下落)したことなどを受けて円売り・ドル買いが先行したが、一巡後は持ち高調整の円買い・ドル売りが入って円の下値を支えている。
日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが前営業日に比べ一時300円超の上げ幅となったが、今のところ円相場への影響は限られている。内閣府が発表した2014年12月の機械受注統計/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E5E7E4E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは市場予想を大きく上回る好調な内容だったが、発表を受けた円相場の変動は小さかった。
10時前の中値決済については「ドルが不足している」との観測が出ていた。ただ、決済前後の時間帯に円相場への影響は乏しかったようだ。一段と円安が進むことを警戒し、国内輸入企業は中値決済を待たず朝方に決済が必要な分の円売り・ドル買いを出したとの指摘が出ている。