ソニーのパソコン事業が独立したVAIO(バイオ、長野県安曇野市)は6日、量販店でパソコン販売を始めたと発表した。これまではインターネット通販でしか買えなかった。2月に発売した旗艦機種の「VAIO Z」など2機種に限り、購入を決めたらすぐに持ち帰れるようにする。
エディオングループとケーズデンキ、ノジマ、ビックカメラグループ、PCデポの計60店舗で販売する。販売するZはCPU(中央演算処理装置)に米インテルの「コアi5」を搭載し、記憶容量が128ギガ(ギガは10億)バイトと256ギガバイトから選ぶ。想定価格はそれぞれ税別18万9800円、同23万5280円。
これまでも量販店に展示していたが、購入希望者は店頭などで注文して、後日配送する方法をとっていた。