長野県警は9日、八ケ岳連峰・阿弥陀岳(2805メートル)で滑落し、行方不明になっていた東京都港区の高校3年の女子生徒(18)を見つけ、ヘリコプターで救助した。女子生徒の意識ははっきりしており、けがはないと話しているという。
茅野署によると、9日午前、標高約2100メートル地点で手を振っていた女子生徒を上空から発見した。女子生徒は7日から30~40代の男女4人と1泊2日の予定で入山。8日に阿弥陀岳山頂から下山中に足を滑らせて滑落した。
阿弥陀岳付近では、2月にも学習院大山岳部員の男女2人が死亡する遭難があった。〔共同〕