日本フードサービス協会(東京・港)が25日発表した2月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比0.9%増と3カ月ぶりに前年実績を上回った。異物混入問題などの影響でファストフードは減少したものの、天候が比較的穏やかだったことで客足が増えたファミリーレストランなどが大きく伸びた。
業種別ではファミリーレストランの売上高が8.9%増と22カ月連続でプラスだった。洋風や和風など全ての業態で客単価が上昇したほか、客数も中華を除き好調に推移した。パブレストラン・居酒屋の売上高も小幅に増えた。
一方、ハンバーガー店や牛丼店を含むファストフードの売上高は5.7%減と3カ月連続で前年実績を下回った。なかでも日本マクドナルドを含む洋風ファストフードは16.2%減った。客数や客単価が大幅に減少した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕