卓球で3月のドイツ・オープン女子シングルスを制し、ワールドツアーのシングルスで最年少優勝を果たした14歳の伊藤美誠(スターツ)が7日、欧州遠征から帰国した。関西国際空港で大勢の報道陣に出迎えられ「優勝した時は頭が真っ白。でも、去年の(同オープン)ダブルス(制覇)の時よりは優勝した実感がある」と笑顔だった。
決勝は地元選手との試合だったが「(会場の)雰囲気は気にならなかった。ドイツは両方に声援をくれるから、すごくやりやすい」と振り返った。
12日に千葉の浦安市運動公園総合体育館で日本リーグ・ビッグトーナメントに出場した後、26日開幕の世界選手権(蘇州=中国)に向けて合宿に入る。「ダブルスではメダル、シングルスでは(世界ランキングで15位の自分より)上の人に勝てるようにしたい」と意気込んだ。〔共同〕