千葉県警が2月、強盗未遂容疑で逮捕し、起訴された無職の男(50)が「かなり前に別の男と2人で知人の男性を死なせ、穴を掘って遺体を捨てた」と供述していることが8日、捜査関係者への取材で分かった。供述に基づき、県警は同日までに、同県栄町の山林を捜索。土の中から人の骨の一部のようなものを見つけた。詳しく調べ、身元や死因の特定を急ぐ。
捜査関係者によると、供述では男性が死亡したのは5年以上前とみられる。男性の骨と判明した場合、死体遺棄罪については公訴時効が過ぎている可能性がある。別の男はすでに死亡していた。男の供述にはあいまいな部分もあり、県警は殺人や傷害致死容疑も視野に慎重に捜査している。〔共同〕