家電量販店大手4社の3月の売上高(全店ベース)が13日まとまった。最大手のヤマダ電機は前年同月比43.4%減。ビックカメラ(グループ計)も37.2%減だった。昨年4月の消費増税前の駆け込み購入の反動減が大きかったほか、前年3月より土曜や休日が少なかった影響が出た。
エディオンは41.2%減。ケーズホールディングスは42.7%減だった。各社とも冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど大型の白物家電が大幅減となった。テレビはケーブルテレビ各社によるデジタル・アナログ変換サービス終了に伴う買い替え需要が一部で発生したが、「小型中心で単価が伸びず、反動を補うほどにはならなかった」(ヤマダ)という。