アシアナ航空機が着陸に失敗した事故で閉鎖され、17日から運用を再開した広島空港は、雨が予想される19日の国内線のほぼ全便と、国際線の一部を欠航することが決まった。航空各社が18日、明らかにした。
広島空港は、着陸機を誘導する無線設備が、事故で壊れて撤去され、事故機が滑走路脇に止まったままになっている。
離着陸は通常より条件が厳しくなっている。無線設備が復旧するまでの間は、霧や雨などの天候が視程(見通し)に影響するため、欠航が相次ぐ可能性がある。
気象庁によると、19日の県南部の予報は、曇り時々雨。
広島空港事務所によると、全日空は全便、日航は最終到着便を除く全ての便を欠航する。〔共同〕