【シリコンバレー=小川義也】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は21日、米グーグルが米国で始める独自の携帯電話サービスの詳細を22日にも発表すると報じた。データ通信などで実際に使った分だけ料金を支払う従量制の料金体系を採用し、定額制が主流の大手各社との違いを打ち出す。
当初はグーグルが独自ブランドで展開するスマートフォン(スマホ)の最新機種「ネクサス6」でしか利用できないという。回線はソフトバンク傘下で米携帯3位のスプリントと同4位のTモバイルUSから借りる。
グーグルのスンダル・ピチャイ上級副社長は先月、独自の携帯電話サービスを数カ月以内に米国で始める方針を表明していた。