12日に投開票が行われた福岡県議選で、告示前に知人に選挙運動の報酬を支払う約束をしたなどとして運動員2人が逮捕された事件で、福岡県警は23日、候補者だった同県川崎町田原、会社員、有田浩二容疑者(55)を公選法違反(買収、事前運動)容疑で新たに逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。
有田容疑者は2003年5月~今年1月に川崎町議を務めた後、県議選田川郡選挙区に無所属で立候補し、落選した。
逮捕容疑は告示前の今年2~3月、共謀の上、川崎町内などで知人の男性5人に対して選挙運動の報酬として、1日当たり7千~1万2千円分の報酬を支払うことを約束するとともに、選挙運動をした疑い。