【広州=中村裕】マツダは4日、4月の中国での新車販売台数(小売りベース)が前年同月比37.4%増の2万196台だったと発表した。前年比で3カ月連続のプラス。主力セダン「マツダ3アクセラ」が約7000台と好調な販売を引っ張った。さらに旗艦セダン「マツダ6アテンザ」が発売から1年が経過して初めて月間販売で過去最高の約3800台を記録するなどブランド力の浸透も好調な販売につながっている。
1~4月の累計販売も前年同期比13.1%増の7万8832台となり、同期間としては過去最高の販売を記録した。今後は6月に人気の多目的車(MPV)「CX―5」の改良モデルを、年央には「マツダ6アテンザ」の15年版の新モデルを発売、さらなる攻勢をかける。