東京電力は9日までに、福島第1原発3号機で今秋にも、ロボットによる原子炉格納容器内の調査を実施すると明らかにした。
3号機は1、2号機と同様、事故で核燃料が溶け落ちており、10~12月をめどにロボットで炉内の放射線量や温度など状況を確認する予定。
2号機については8月にもロボットによる調査を実施できるよう準備を進めている。
1号機では4月、格納容器内に初めてロボットが投入されたが、段差にはまって走行後わずか3時間で停止し回収不能になった。その後、別のロボットで再調査したが、監視カメラが故障したため、2台目も回収しなかった。〔共同〕