日本自動車輸入組合(JAIA)が11日発表した4月の輸入車販売台数(日本メーカー車除く)は前年同月比17.4%増の1万5167台と14年12月以来4カ月ぶりに前年を上回った。消費増税前の駆け込み需要による反動減が一巡し、販売が増加に転じた。
登録車に占める輸入車のシェアは7.6%と4月単月としては2011年に次ぐ過去2番目の高水準。メーカー別では、昨年発売した多目的スポーツ車(SUV)「GLAクラス」や主力セダンの新型車「Cクラス」の販売が好調な独メルセデス・ベンツが35.6%増の3189台で2カ月連続の首位だった。2位は10.7%減の2549台の独フォルクスワーゲン(VW)、3位は小型車の販売が好調で48.8%増の2401台となった独BMWだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕